本日、叡王戦第一局!

2026年4月3日金曜日

伊藤匠 叡王戦(第11期) 宮嶋健太 斎藤慎太郎

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ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。叡王戦中継ブログは「こちら」。両者の対戦成績は、伊藤匠叡王から見て「5勝2敗」です。放送開始は10:30で、おそらく11:00対局開始のはずです。

伊藤匠叡王斎藤慎太郎八段が挑戦する叡王戦五番勝負。「藤井聡太さんの出ないタイトル戦なんて盛り上がらんだろ?」という声があるのも事実で、ABEMAの視聴数的にも微妙なんですが、勝負としてはまったく読めないので、将棋ファン的には気になる番勝負なんです。

伊藤さんは藤井さんと同学年で2002年生まれの23歳。ご存じのように、藤井さんは14歳でプロデビューして、デビューから29連勝というとんでもない記録を打ち立て、タイトル八冠を独占しました。一方、伊藤さんは17歳でプロ入りと、3年出遅れたわけですけど、藤井八冠から2つタイトルを奪ったのが彼で、才能が見事に開花したと言っていいでしょう。

なぜ藤井さんは二つもタイトルを失冠したのか?伊藤さんの棋風は、藤井さん自身が「読みが合わない」と発言しているように、終盤の指し手に特徴があって、「曲線的に指して、相手を間違わせる」とよく言われます。

例えば、「あと23手で相手を詰ませて勝ちになるが、自分も1手ミスると逆転負けになる局面」だとしましょう。「直線的に指す」とは、その23手詰を発見して、その通りに詰みまで一直線に勝ちを目指す指し方。ただ、その23手詰がめちゃくちゃ難しかったり、持ち時間が無くて詰み筋を読んでいられない場合、「曲線的に指す」、つまり、詰みを探すよりも、相手のミスを誘って自玉を安全にすることも考慮して指し手を組み立てる、という指し方と言えます。

詰将棋の名手の藤井さんは、当然「詰みがあるか?」を最優先で考えるわけですが、伊藤さんは(時間があっても)そういう指し方をしない場合がある。「相手はこう指すだろう?」という自分の読みに無い手で対応されるので、藤井さんはパニックになる・・・というわけです。これが「読みが合わない」の意味です。もちろん、藤井さんが曲線的に指すこともあるし、伊藤さんが直線的に詰みを目指すこともあるんですが、伊藤さんの棋風の特徴として知っておくべき点かなと思います。

そんな伊藤叡王に昨年挑戦したのが斎藤慎太郎八段で、実は最終五局までもつれこみ、伊藤叡王が辛くも3勝2敗で防衛しました。斎藤さんは、藤井聡太さんのように詰将棋を解くのが速いだけでなく、作ることもできる才能溢れるトップ棋士。挑戦者決定戦では、先日の王将戦七番勝負で藤井さんを苦しめた永瀬拓矢九段を破って挑戦者となりました。

斎藤さんは「長考派」で知られていて、「こんな盤面で時間を使っていて大丈夫?」と心配になるんですが、そこから正確に指して優勢を築いていくので、独特の頭の使い方をする先生です。一時期不調だったんですが、今年に入ってから12勝2敗(そのうちの1敗は藤井戦)と絶好調です。伊藤叡王にとって簡単に退けられる相手ではないでしょう。

さてさて、そんな叡王戦ですが、第一局はシンガポールで開催されるので、すでに「中継ブログ」でシンガポールからの写真が届いています。今回、記録係が宮嶋健太四段(藤井聡太さんのお友達!)で、バンジー系の絶叫マシンに乗せられたり、対局者に頼めないことを率先して務めてくれている様子。出国前には、「カジノに行きたい!」なんて言ってたとか言ってなかったとか・・・。

お料理もどんな感じになるのか個人的に興味があるので、私もチラチラと放送をチェックしようかと思っています。

では、また明日!

Jun

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