最近私の中で超・超マイブームなのが、高橋よしひろ先生の『銀牙 -流れ星 銀-』から始まる「銀牙シリーズ」なんですね。
シリーズ1作目の「銀」は、週刊少年ジャンプで1983~1987年に連載。連載開始の「1983年50号」と言えば、キン肉マン、北斗の拳、キャプテン翼、Dr.スランプ、キャッツ♡アイ等が看板連載で、最終話の「1987年13号」は、Dr.スランプとキャッツ♡アイに代わってDRAGON BALLとCITY HUNTERが連載中で、他には聖闘士星矢、ジョジョの奇妙な冒険、魁!!男塾と、まさにジャンプ黄金期のラインナップに「銀」は名を連ねていたんですね。
当時小学生だった私は毎週ジャンプを買ってはいたものの、「銀」は決して「推し」作品ではなく、「赤カブトという巨大殺人熊に犬たちが束になって戦う」「犬が喋る」という程度の浅い認識で、正直「惰性」でページをめくっていた記憶があります。当然、単行本を買ったこともありません。まぁ、上記の作品の「バトル」に比べたら、やっぱり地味ですから・・・。
なぜ急に本作を読みだしたかと言うと、どこかのまとめサイトのエントリーで、「ジャンプで人が死なない作品を挙げろ!」というのがあって、いろんな書き込みがある中、「銀牙流れ星銀」という名前を見かけて、「そりゃ、犬しか出ないし、そうだよな!」と思いつつ、「でも、結局熊に勝ったんだっけ?どうやって勝ったの?」と、少々ググってみたんですね。すると、まず驚愕したのが、「銀牙 -流れ星 銀-」だけで「完結」していなかったという事実です。
・「銀牙 -流れ星 銀-」(全18巻)
・「銀牙伝説ウィード」(全60巻)
・「銀牙伝説WEEDオリオン」(全30巻)
・「銀牙伝説 ~THE LAST WARS~」(全15巻)
・「銀牙伝説ノア」(全11巻)
・「銀牙伝説レクイエム」(1~7巻、連載中)
もちろんすべて犬が主人公の「銀牙シリーズ」で、単行本が141冊も出ていて(これら以外に外伝も数冊あり)、しかも現在連載中であると。JOJOもちょうど140冊ぐらいですが、JOJOと比べて知名度は圧倒的に弱いですし、「じゃあ、読んでみっか!」となったわけです。
そうしたら、もう止まりません。今風な言い方で言えば、「鬼滅」のようなバトル要素と、「キングダム」のような戦争要素をミックスさせて、「登場キャラクターをすべて犬で描く」というスタンスですが、とにかく「昭和的な男臭さ」がセリフ回しから思想からすべてに通底していて、あ、いま思いついたんですが、「西部警察や太陽にほえろ!が犬の漫画になった」と言う方が適切かもしれません。
「銀」では、赤カブト率いる巨大殺人熊が奥羽山脈に砦を構えているわけですが、銀たちは現有戦力では攻略不可能なので、日本全国を回って「仲間集め」の旅に出ます。甲斐、伊賀、土佐、薩摩・・・・と、強力な助っ人をスカウトして奥羽に戻り赤カブト軍団に挑みます。
これが上に貼った「アニメ版の銀」(全21話)です。単行本では赤カブト討伐後、狼一族とのバトルに続くんですが、「赤カブト編」こそ至高なので、アニメを先に観てしまってもいいかなと思います(私はまだアニメは2~3話しか観ていません)。
で、銀の単行本18巻を読破して、いま続編のウィードの10巻まで読んでいるんですが、けっこう変わっています。連載が少年誌の「週刊少年ジャンプ」から青年誌の「週刊漫画ゴラク」になり、少年向けバトル漫画スタイルから、大人向けに「ヒューマン(!?)」な要素が加味されているなぁと。
「銀」では、基本的に野犬だけで徒党を組んで巨悪に束になってぶつかるスタイルだったのが、「ウィード」では、例えば、狡猾で卑劣な犬、飼い主と微妙な関係にある飼い犬、家族を虐待してきた父犬を憎む子・・・この辺りも登場してきて、ストーリーに関係してきます。
あとは、やっぱり声を大にして言っておきたいのは、高橋先生の描く犬の表現がとにかく素晴らしくて、微妙な心情の変化をサッと一コマで描いてみせるんですよ。男臭くて古風なセリフもいっぱいあるんですが、やっぱり絵が凄いですよ。上の動画の後の完成イラストは、ぜひ「こちら」で。
ハマる人はハマるんじゃないかなぁと。「銀」も良かったけど、やっぱり少年誌はいろいろと「制約」があったのだなぁ・・・と、「ウィード」を読み始めてしみじみ感じます。続きが楽しみです!
では、また明日!
Jun

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