ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。
第三局を終えた時点で、挑戦者の伊藤匠叡王が「2勝1敗」でリード。本局第四局を伊藤叡王が勝つと、伊藤二冠誕生となり、藤井聡太さんは六冠に後退することになります。
・第一局(シンガポール)は、後手の藤井王座が「雁木」に誘導して、最速・最強の研究を披露しての圧勝
・第二局(神戸)は、先手の藤井王座が「角換わり」を目指して、「腰掛け銀vs早繰り銀」に。藤井王座が優位に進めながらも、伊藤叡王が驚異的な粘りで逆転勝ち
・第三局(名古屋)は、先手の伊藤叡王が「相掛かり」を目指し、藤井王座がそれを受けながらも、伊藤叡王が終始主導権を握っての勝利
これまで行われた3局について、私の印象をざっとまとめるとこんな感じでした。藤井王座はもう「負けたら終わり」なので、おそらく得意の「角換わり腰掛け銀」を目指すんだと思いますが、伊藤叡王は角換わりの後手番も強くて、実際、昨年の叡王戦決定局の第五局は「角換わりで後手を持って互角を維持しながら、終盤にひっくり返す」という展開になっていました。
藤井王座は、「確実にリードできるような必殺の作戦」を準備しつつ、「終盤に逆転されないように、形勢・持ち時間ともに優勢のまま勝ち切る」というきわめて高いハードルが課せられています。
伊藤さんの凄い所は、「互角を維持できれば、終盤の読み合いで、自分は藤井さんに負けない!」という信念を持って指しているように見えるんですよね。これは、タイトル戦常連の永瀬拓矢九段に無い部分で、現在、プロ棋界で伊藤叡王ただ一人だと思います。
動画の中で中村太地八段もおっしゃていましたが、「伊藤叡王は、終盤の粘り方が上手。AIで評価値を下げるような手を指しても、それに対して相手が正解(最善手)を指しづらいような、距離感を狂わせるような何かがある」というのは、実に興味深い指摘です。
第四局の対局会場は、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」です。陣屋といえば、昭和の時代から数々の名勝負が繰り広げられた「将棋の聖地」として有名。そして何と言っても、「陣屋カレー」は将棋ファンなら誰もが知っている逸品で、一般のお客さんがこちらをオーダーするには宿泊しないとダメみたいです。
このド迫力の「伊勢海老」と大量の付け合わせが陣屋カレーの魅力。お昼頃に紹介があると思いますので、ぜひABEMAの方でチェックしてみてください。
では、また明日!
Jun

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