これはひどいw https://t.co/sJklQOQHMo pic.twitter.com/1a6dN1SHS8
— 安田峰俊 2/7刊『民族がわかれば中国がわかる』中公ラクレ (@YSD0118) December 9, 2025
面白かったです。安田峰俊さんは中国問題の書籍をアマゾンで検索するとけっこうヒットするんですけど、今回のコメントを聞いて、ぜひ何冊か読んでみたいと思いました。
50分ほどの番組の中で、私が個人的に勉強になったのは、以下の2点です。
(1)中国からの一連の圧力について(*動画の12:40辺りから)
「中国側としては、中国なりの抑制は効いている。今回、反日デモは起きていない。前回、(2012年9月の)尖閣のときの日中摩擦は胡錦涛政権の時で、あの時の方が軍なり民間なりが暴発しうる状況にあった。いまの習近平体制は、そういう意味でのグリップは効いている。単純に比較すると、エスカレートさせないという意思が今はあるなと。ただ、相手(日本)にメッセージを伝えようという思考は無いです。単に、中国国内で上にどう忖度するかという意味でのギリギリのレッドラインを攻めているだけ。日本がどう考えるかということは、あまり考えていない」
「(『習近平主席は怒っているんだぞ!』ということを競うように忖度して)中国の場合、各部門がバラバラに圧力をかけてくる。出し物のようにそれぞれやってくる。横の連携は必ずしもあるわけではない。いろんな部門が大量にやってきてるから、制裁のカードが一気に切られているように見える」
(2)沖縄(玉城デニー知事)への取り込み工作について(*動画の42:00辺りから)
「(昨年、福建省トップの周祖翼共産党委員会書記の訪問団が沖縄県を訪れ、政財界関係者と交流した件は)結論から言うとあまり上手くいってない。玉城知事側が相手の偉さを理解した上で接していたか疑問がある。周祖翼さんって中国でめちゃくちゃに偉い方なんですが、その歓迎レセプションを、玉城知事はフジロックフェスティバルのトークイベントに出るために欠席している。玉城さんご本人に深い考えは無かったかもしれないが、おそらく中国側にはぜんぜん別のメッセージが届いている。『我々はあなたに取り込まれない!』というような、外交的には微妙な嫌がらせ的なメッセージが。中国側にしてみると『効果が無い』と判断して、2024年中頃から偉い人の訪問がトーンダウンしている」
玉城知事と言えば民主党系の人ですから、さぞかし中国大好きのベッタリかと思ったら、この福建省トップへの対応については、いろいろ抜けててよかったですね(苦笑)。
一方、レーダー照射について、もう一人の先生は「あまりに危険な行為」とコメントしていて、軍事の常識から言うとそうなんでしょう。いろんな専門家がみんな言ってますよ。でも、これって、「どうせ日本が反撃してくることは無い」ってことで、上に対するゴマすりの一環ですよね。例の大阪総領事の「首を斬ってやる」ってのもそうなのでしょう。
ただ、だからと言ってダンマリのスルーを決め込んでいたら今までの政権と同じだし、逆に過剰に反応すると、またさらに「ゴマすり」のために利用されてしまう。日本政府としては、しっかり国際的にアピールして、これを機に各国と「脅威を共有」しつつ、中国側の国内の動向も正しく把握しておいていただきたい。
独裁国家って、結局外より内、横より上という発想なんだなぁ・・・と感じたのでした。

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