こちらの動画はビッグエアで男女ともに金メダルを獲得した直後に収録。お話してくださった今井胡桃さんは平昌・北京の二大会で出場経験があります。この動画の収録後にハーフパイプの取材のためにイタリアに向かわれました。
前半は採点の専門的な話になっているのでそこはすっ飛ばしてもらって、19分辺りから視聴されると良いかなと思います。
(1)日本は練習環境が整っている
なぜ日本はこんなに強いのか?「夏の練習環境」が整っている点を今井さんは挙げていました。動画の中では、「小布施クエスト」という長野県の施設を紹介していましたが、このような練習場が「いろんな県」にあるそうです。下には「エアマット」が敷いてあって、スキー場のような雪の上でやるよりも安全。だから、「初めての技」はここで練習するんだとか。屋外の施設ですが、雨や雪の時でも練習できる。年中、天候関係なしで練習可能。
小布施はビッグエア用の施設ですが、埼玉の「熊谷クエスト」はハーフパイプの練習もできる施設だそうです。熊谷だったら、首都圏在住でも行けそうですね。ちなみに、小布施のジャンプ台は大小いろんなサイズが置いてあって、4歳とか5歳の子でも練習できて、上は70代のシニアの方も練習してるとか。
そう考えると、やっぱり、フィギュアスケートは「氷」が無いとできない点で、ハードルが高いですよね。「樹脂リンク」の普及が重要になってきそうな気もしますが、そもそもあの団体は「スケート人口を増やす」という発想があるかどうかが疑問で、「お金のある家の子で、その中から才能の子どもを野辺山に呼んで、そこからスターを育成する」という旧来型のシステムを続けそうな気がしています。
(2)選手の金銭事情(主な大会の賞金)
・ワールドカップ→1位・100万円、2位・50万円、3位・30万円・・・10位まで賞金が出る。優勝しないと元は取れない。
・Xゲームズ→1位・300万円。
・スノーリーグ(ショーン・ホワイトが設立)→1位・1,000万円(ハーフパイプのスノーボードとスキーのみ)
・オリンピック→1位・500万円、2位・200円、3位・100万円。
全日本スキー連盟の強化選手であれば、遠征費等は出るそうです(強化選手のランクはある)。そうじゃないと、海外の試合は自費で行かなきゃならないので、スポンサーの存在が重要。この辺りはフィギュアスケートと似ていると感じました。
競技年齢については、五輪出場選手の年齢を見ていると、「フィギュアより長くできる?」なんて思ってたんですが、そんなことはなく、五輪に二回出た今井さんでさえ、「20代になって引退を考えはじめて、22歳で引退」という決断に至ったとか。
強化費がもらえるようになるまでは、親御さんの支援が大きく、スノボを買ってもらったり、国内の施設でまとまった期間練習するために、車で連れていってもらって、時には車中泊することもあったようです。
もし、小さいお子さんが今回のオリンピックを見て、「やりたい!」と言っても、まず家に車があるのは大前提だし、ある程度資金力が無いとキツイですよね・・・。「スノボは金かかるから、まずスケボーを上手くなりなさい」と言う親御さんもいるかもしれません。
では、また明日!
Jun

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