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上に貼った藤井聡太王将の地元のメ~テレのニュース動画がべつに煽りでも何でもなく、本当に大ピンチです。
スコアの上では、挑戦者の永瀬拓矢九段が3勝1敗でリード。あと1勝で王将位奪取となります。もちろん、ここから藤井さんが3連勝すれば4-3で「逆転防衛」になります。ただ、5日(木)の叡王戦トーナメント準決勝の将棋も永瀬さんの快勝で、二人の対戦は直近で永瀬さんの3連勝。しかも、特にこの3局の藤井さんの将棋の内容が悪すぎて、藤井さんの王将失冠の可能性を私は7~8割と見ています。
何が悪いかを具体的に言うと、
・序盤の作戦選択の面で永瀬さんにリードされる
・中盤で自ら形勢を悪くするような手を指す
・終盤で信じられないミスが出る
3点目については、先日の増田康宏八段との棋王戦第三局がそうなんですが、そもそも永瀬さんに喫した直近の3連敗では、「終盤」が無いんです。
例えば、1点目。藤井さんが自分が準備した作戦に誘導しても、永瀬さんに「その将棋は知ってますよ」とばかりに序盤ではやくも的確に対応されてリードできない。
2点目については、永瀬さんに的確に対応された後、藤井さん自身が「不利」を自覚して、一か八かの勝負手に出るものの、それがある種「苦し紛れの暴発」みたいな形になって、これまた永瀬さんに冷静に対応される。そうなると、増田戦のような「終盤」にすらならず、大きくリードされたまま投了に追い込まれるわけです。
そもそも、藤井さんが永瀬さんの挑戦を退けていた頃も、序中盤でリードされる将棋はけっこうあったんです。けれども、中盤以降に藤井さんがひっくり返して勝利していました。しかし、今期の王将戦七番勝負では、中盤以降、お互いに研究を離れて「未知の将棋」になっても、藤井さんがそこから抜けだすことができず、永瀬さんに普通に「読み負け」しているんですね。
現在、藤井さん23歳で、永瀬さんは33歳。読みの広さ・深さという点では、若い人が圧倒的に有利な将棋の世界で、23歳で「加齢による衰え」というのはちょっと考えにくい。「多忙による疲労」というのも、それを言ったら、永瀬さんの方が忙しいぐらいです。
とある、将棋YouTuberの人が藤井さんの終盤の「指し手」をAIにかけてみたところ、「ここ3年で緩やかに終盤の精度が落ちている」というデータを出しているんですが、それが勝ち負けに直結するかはまた別の問題です。
かつて羽生善治さんが1996年に七冠独占したのが26歳の時。その後、すぐに四冠まで保有タイトルを減らしたんですが、自分が失冠したタイトルへの挑戦者にもなかなかなれなかったそうです。歴史に名を刻むようなレジェンドでも勝ち続けるのって大変なんだなと痛感します。
まぁ、まだ負けと決まったわけじゃありません。逆転防衛までの道は厳しいですが、1つでも多く勝って、番勝負を盛り上げてもらえることを願っています。
では、また明日!
Jun

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