「1」と比べるとサプライズ要素は少なめで、作品としてのインパクトは「1」の方が上です。ただ、「1」の完結(2007年7月)から「2」の連載開始(2018年1月)まで約10年半の月日が流れているので、高校生もスマホを当たり前のように持っています。実際、作品の中でスタサプを活用していますね。
私はドラマ版をコロナ禍の真っ只中にTBSで毎週視聴していて、やはりドラマの方がエンタメ・アレンジがかなりなされていました。で、私も「ホソナル」活動で日々自分自身と闘っている身。ドラマでは阿部寛さんが演じる桜木建二が、東大を目指す生徒のモチベーションを維持させるべく、どのような声かけを行っていたかという点に注目してみました。
本作の終盤、東大専科の高三生で理科二類志望の天野君が、10月頃に気持ちが切れかかったんですね。センター試験(現・共通テスト)が3ヶ月後に迫っているのに、東大模試の判定はEで、志望校の変更も頭にチラついていたわけです。以下、その際の桜木の考えをまとめておきます。
・東大受験において勉強をやらせることは実は簡単。最も大変なのは、受験日に確実に受けさせることなのだ。大半の受験生は不合格という恐怖と戦っている。東大受験生はセンターの出願が始まるころに最も心理的重圧を受ける。志望校を変えずに受験勉強を続けるか、途中放棄するか、辛く苦しいこの時期がボーダーラインだ。
・でも、ある分野で一流と言われる人に共通するものは何か。才能が成功を約束しているわけではない。必要なのは努力を続けることだ。成功し結果を残せたのはレースを完走したから。途中棄権しなかったから。ただ単に、最後までやりきったからだ。要はやるかやらないか。それだけの違いだ。この当たり前のことが一番難しいんだ。
・では、この時期に受験を途中放棄しそうな生徒をどうやって救うか。まずは兆候を掴むこと。先生でも簡単に「危険情報」をキャッチできる3つのサインを覚えておくといい。一つ目は、生活習慣の乱れ。二つ目は、間違えることを怖がること。三つ目は、これまでと違うことを始めること。
・頭の中で、いま自分の前に「Y字路」があると想像してみよう。一方には「やる」、もう一方には「やらない」の看板表示がある。「やらない」に進めば成功を収めることはできない。進む道はもちろん「やる」方向だ。成功確率は50%!
・失敗しても次のY字路で「やる」に進む。また失敗しても「やる」に進む。次から次へと「やる」道へ進む!「やらない」道へは絶対に進まない!
・「やらない」方向に成功はない。そこはゼロの人生だ。「やる」方向には失敗もあるが、成功の可能性は常にある人生。ゼロか数パーセントか答えは明白。確率がある方を選ばないのはバカとしかいいようがない。本当のバカとはやらないやつのことだ。
3つのサインというのは、ダイエットを挫折するサインにも通じる気がします。2つ目の「間違えることを怖がる」というのは、いまやっているトレーニングの効果を信じられなくなること。そして、もっとラクして痩せられる方法があるんじゃないか?と、「これまでと違うこと」に手を出して、迷走してしまうんですね。
ダイエット中というのは、毎朝この「Y字路」という帰路に立たされると言えますね。「やる」を進むとは、自分の決めたメニューを遂行すること。「やらない」に進むとは、メニューをサボること。「やる」を選ぶからといって、毎日都合よく体重が落ちるとは限らない。それでも、「やる」を選び続ける!進み続けなければ、自分を変えることはできないんです。
私の場合、「約5ヶ月」というスパンで希望の体重・体脂肪率の達成を目指していますが、実際に走っている時間は1時間ですし、諸々の準備含めて「1日3時間の我慢」で済むことです。
一方、東大に限らず、大学受験生というのは、半年~1年の大半の時間を捧げないといけません。しかも単に勉強するだけじゃなくて、一発勝負の試験を通過しないといけない。そう考えたら、こんな若い子たちが頑張ってるのに、いい大人の私が、ダイエットごときでヒイヒイ言ってる場合じゃないだろ!と、大いに刺激になりましたね。
ダイエット・筋トレ系のネット情報は、こう言っちゃアレですが、自慢話を一方的に聞かされている感があって、私もYouTubeで検索をかけることはほぼ皆無です。でも、俺もがんばんなきゃ!という喝は必要で、その意味で、「ドラゴン桜」「ドラゴン桜2」はホント良作でした。
本作を受験本と思わず、「若い子たちの頑張りと、桜木の声かけ」はダイエットにも大いに刺激になるので、ぜひそういう視点で本作をチェックしていただけたらと思います。
では、また明日!
Jun

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