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振り駒で先手は藤井聡太王将に。戦型はお互いの得意戦法である「角換わり腰掛け銀」。奇抜な変化球を出すことなく、最も力を出せる将棋で決着をつけようということで暗黙の合意に至った感があります。
角換わり腰掛け銀という戦型は、先手が「やりませんか?」と打診して、後手は「わかりました。でも、この形で私は応じますよ!」と、角換わりの具体的な形に誘導するのは後手の権利と言われています。後手の永瀬拓矢九段が38手目に指した△2二玉で「プロ公式戦で前例の無い将棋」となり、「永瀬さんだけが知っている進行に、藤井さんがどう対処するか?」という点が注目ポイントになりました。
永瀬さんが事前に想定していた「具体的な局面」は、当然自分が持つ後手の方が指しやすいという判断があって、そこに誘導したんだと思います。ところが、藤井さんが57手目に指した▲3五歩という一手で、永瀬さんが完全に固まってしまいました。
57手目が指された段階で、「AIの評価値的には先手がやや有利。ただし、永瀬さんが持ち時間で2時間半リード」という局面だったんです。ところが、永瀬さんが大長考で2時間半のリードがあっという間に消失して、そのまま永瀬さんの封じ手で1日目が終了。残ったのは「藤井やや有利」という局面のみ。
「事前研究の段階で、▲3五歩を想定していなかったということ?」「いや、そんなバカな・・・。▲3五歩は、先手から反撃の口火となる自然な一手。まさかこの前で永瀬さんが研究を打ち切っていたとか?」等々、ネットの掲示板でいろいろ騒がれています。
棋界随一の研究家の永瀬さんと言えども、七番勝負の七局目ともなると研究ストックが減ってきて、必殺の作戦を温存できないってことかもしれません。
要するに、1日目の段階で藤井さんはかなり有利で、1勝3敗からの3連勝で逆転防衛の可能性高し!というのが大方の見立てでしょう。我々が心配するまでもないですが、藤井王将には落ち着いてきっちり着地してほしいですね。
では、また明日!
Jun

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