「Quadruple Axel 2025 羽生結弦 SPECIAL」(2)

2025年9月14日日曜日

Quadruple_Axel 羽生結弦 奥山大史 大野瑞樹 米津玄師 林響太朗

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前回レビュー」の続きです。今回は、「BOW AND ARROW」のMV制作に携わった、大野瑞樹さん(プロデューサー)、林響太朗さん(ディレクター・映像監督)、奥山大史さん(撮影監督)のインタから。

まず、このMV制作に羽生さんが出演し、アイスリンク仙台での撮影に至るまでの経緯についてまとめておきます。

・米津玄師さんサイドから大野さんに連絡があり、「BOW AND ARROW」のMVをプロデュースすることになった。「青のイメージ」「青といえば林さん」という話が米津さんからあり、早い段階で林さんにお願いした。

・MVの企画としては3つほどあった。その中の1つに、アイスリンクで「弓が飛んでいく軌跡」「エッジが氷を描く軌跡」「スケートリンクの上で選手を追いかけるような映像」というイメージがあった。大野さんと米津さんサイドの間で意見交換を重ねる中で、「羽生さんに出演してもらえたらすごいよね」と夢が広がっていった。

・大野さんは「GIFT」と「RE_PRAY」の映像プロデュースを担当。林さんも「GIFT」の映像演出で尽力。大野さんは、このMVの話とはまったく無関係に、「RE_PRAY」の公演に米津さんサイドの方を招待していた。

・「Echoes of Life」の広島公演(2025年1月3日・5日)の直後、大野さんが現地を訪れ、「メダリスト」全巻を羽生さんに渡して、出演を依頼。後日、「出ます」と返事をもらう。

・この段階でのMVの構想は「羽生さんは『矢』という立ち位置で、激しく動いている人」というもの。同時に、スピード感を出すために「羽生さんにギリギリまで近づいて撮影したい」というアイデアから、都内のスケートリンクで、スケーターの協力を得てテスト撮影を行った。テスト撮影はスケート経験者でもある奥山さんが担当。

・当初は、羽生さんの練習風景や滑走シーンを撮影して、それをMVに入れていく構想だった。ところが、楽曲が2分56秒とショートプログラムの尺と同じことから、羽生さん自身がMV用にSPを作るという流れになった。

・フルバージョンの演技映像が届いて、あまりの凄さに感動し、奥山さん一人の撮影ではなく、カメラマンを増やして、リンクの外からも逃すことなく演技の瞬間瞬間を撮りきる方針に転換。カメラマンは総勢8名。それぞれ2名ずつ補助がつき、さらに照明担当も大人数で参加。仙台での撮影は1日のみ。撮影時間は6時間ほど。

Echoesの千葉公演が2月7日・9日で、その後に「BOW AND ARROW」のための練習に入り、撮影は2月20日頃と言われていますが、広島公演直後からもうMV用のプログラムについて考えていたのかもな・・・なんて思うわけです。広島って、若干のミスも発生して悔しい公演だったと思うんですが、千葉で「リベンジ」するための準備だけでなく、このMVのことも考えなきゃいけないし、もちろん萬斎さんとのコラボもあるし、やっぱマルチタスクを当たり前のようにできて、プレッシャーに押しつぶされることなくすべてを成功させる羽生さんって凄いな!と驚愕します。

ここ最近、私は集中的に「ドラゴン桜」を読んできて、東大って文系も理系も科目数がやたら多くて「マルチタスク能力」を受験生に要求する大学なんだな・・・と感じたんですが、羽生さんだったら今でも一般受験で簡単に東大に受かるだろうな?なんて思いますね。

「アイスストーリーの公演のときからいろいろ見させてもらっていて、すごいことはもちろんわかっているんですけど、あれを生み出すまでの過程、ものすごい努力は、僕らが簡単に『努力』って言えるようなレベルではないと思うんですけど、いいものをつくるために、日々、極限まで追い込んだ状態で戦っているということなんですよね」(大野)

「(羽生さんへのメッセージを求められて)そうですね、『またやろう!』ですかね。『またね!』みたいな(笑)。畏れ多いですけど、すごいいい時間だったので、シンプルにまた新しいことをやりたいなって思いました。だから、『またやろう!』ですかね」(林)

「(ここをいちばん見てほしいというシーンについて)『生まれてきたんだ』のところの羽生さんの顔の寄り。自分が撮ったわけじゃないですけど、あそこの羽生さんの表情はいち視聴者として大好きですね」(奥山)

こういうインタを読むと、もういつも言ってることですが、「プロに転向して本当に良かったね!」という言葉しか無いです。むしろ、「スケート村」から勇気を持って飛び出したからこそ、彼の努力を正当に評価してくれる人々との出会いに恵まれたと言っていいかもしれません。

現在「メンテナンス」期間とはいえ、べつに海外でバカンスをしてるわけじゃないですから、各業界のプロの方々は彼を放っておくはずがありません。水面下でいろんなオファーが届いていることでしょう。むしろ、我々の想像をはるかに超えるビッグプロジェクトが打診されたからこそ充電期間をおいたのかも?なんて考えてしまいます。

半年なんてあっという間です。我々も1日1日を大切に過ごしながら、頑張りましょうね!

では、また明日!

Jun

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